いろいろあり、落ち着かない日々ですね。
なかなか日記も書けずにいます…って、いつものことかっ(^^;)
で、先月の19日のこと、なんとなく書いておきたくて
遅くなったけれど、書きます。
そう、大阪で歌ってきたときのことです。
4年ぶりに友人に会えました。
友人といっても、友人の友人なので
今まであまり直接お付き合いはなかったのです。
でも4年前にCDを買ってくれてて
わたしの歌を好きでいてくれて
大阪ライブの実現を心待ちにしててくれた人です。
わたしは彼女のために大阪に歌いに行きました。
やっと実現した大阪でのライブでした。
終了後、初めてふたりで食事をしてお話しました。
彼女は…昨年、何度も自殺未遂をしたそうです。
首を吊ったり、多量の薬を飲んだり、混ぜてはいけない薬品を混ぜたり…
でも、運良く死ねなかったって。
そんな頃に、名古屋の友人がわたしの新しいCDをプレゼントしてくれたって。
それも気に入ってくれて「古代さんの歌は、とてもわかる」と言ってくれました。
実は、昔から、わたしは自殺願望者に縁があります。
金木犀という歌のモデルになった元彼も、実はそうでした。
トラックの前に飛び出しそうになったり、包丁持って自害しそうになったり…。
今は家庭を持って普通に暮らしていると思いますが。
彼女の話を聞いてるうちに、とても彼女の存在が大切〜に思えてきて
「大切な人なんだからね!」と思わず口から出ていました。
「自分の居場所が見つからないの…」と彼女が言うので
「エトランゼって歌があるでしょ。旅人。人生ずっとひとり旅をしてると思えばいいんじゃないかなぁ。この世は何処も異国で、みんな異国の人でさ。だから合わなくて当然、みんな違って当然、落ち着く場所が無くて当然。でも、ほんのひととき、いい出会いがあったり、いいことがあったり。でもまた旅に出る。死んでお空という故郷に帰るまで旅は続く」って、そんなような話(だったと思う)をポツポツしていたら…
彼女の目から涙が流れてきました。
何かが彼女の心のツボに当たったのでしょうか。
それから、わたしの曲をとても褒めてくれるので
「でもね、わたしは大切な人をこの世に引き止められなかった。だから、わたしの歌には力がない。そう思っている。」という話をしました。
そしたら彼女が
「そんなことはない。古代さんに出会ってなかったらその人はもっと早く亡くなっていたかもしれない。古代さんの歌はその人の希望の光だったと思う。」と言う。
そうだったらいいなぁ…と思う。
彼女にそんなことを言ってもらえたことが、やけに嬉しかった。
「もうあんな悲しい思いをするのは嫌だからね、元気でいてね。」
そう言って別れました。
彼女と繋げてくれた友人に報告をしたら
「彼女がそういう状態だってこと教えなくてごめんね。これからも、彼女の心の近くにいてあげてね。」とメールが来ました。
これはきっと
こういうことがきっと
この世でのわたしのお役目かもしれないな…
なんとなくそう思いました。
彼女がお土産にさくらクッキーってのをくれました。
春の香りがしました〜(*^_^*)
写真は、大阪なんばの町屋カフェ中村というお店でのライブの様子。
みぞさん、お世話になりました<(_ _)>