２月１２日(日)に名古屋市港文化小劇場で開催されました講演会のミニライブの様子をご報告させていただきます(^^)
かもめくらぶ&すずめくらぶのメンバーさん方と支援者の皆さんの歌の前に、今回もオリジナル曲を１曲歌わせていただきました<(_ _)>
この後、大はしたつ屋さんの歌が披露され、それからメンバーさんたちの合唱でした。
ギター伴奏は、フッキーこと吹浦大介さん。
これはリハーサル時
本番
メンバーさんたちによる合唱は、職員の方の熱心な歌唱指導と、ギター担当フッキーの協力により
何回も打ち合わせ&練習が行われ、メンバーさんたちも頑張って、本番は皆の息がピッタリと合い
最高の出来になりました！
お客様も今回はたいへん大勢来ていただけて、よかったです☆
この講演会が２０回目を迎えたということで
自分はいつから関わらせていただいてるのかなぁと思い、調べてみました。
ご縁が出来て初めてミニライブに参加させていただいたのは、第４回目だとわかりました。
その時、講演会としては４回目でしたが、ミニライブは２回目でした。
平成１５年のことなので、もう１４年経っています。
初めて参加させていただいた時の講演会の講師は、精神科医師の野中猛氏でした。
実は、わたしは野中氏の講演が、すっごく好きでした。
少しも退屈させない面白い話の持って行き方をされる方で、ス〜ッと引き込まれました。
現在はどうされてるのかと気になり、ネット検索をしましたら…
…４年前に逝去されてました…６２歳という若さで…。残念です。
手元に、野中氏の講演された時のビデオテープが残っていますので
時間のできた時にでも、また見てみたい気持ちになっています。
毎回、自作の曲を歌わせていただいてますが
今回は昨年産まれたばかりの１番新しい曲『サプライズ』を歌いました。
タイトルがサプライズなだけに、思いがけないサプライズが訪れました！
↓(ここからはフェイスブックに投稿したのと同じです)
ミニライブが終わり、楽屋に居たら「ＣＤを買われた方が、古代さんに会いたいとおっしゃってます。」
と、受付の方がわたしを呼びに来られました。
受付に行くと、知らない男性が…。
名前をおっしゃってから、小さなメモを見せてくださいました。
それは、わたしが書いたものでした。
いつだったか忘れてしまったけれど、このメモをマンションのポストに入れた…。
以前わたしが訪問介護の仕事をしていた頃によく通った、利用者さんが住んでみえるマンション。
そこのお宅の老夫婦とは親しくさせていただいてました。
奥さんはパーキンソン病でしたが、悲壮感を感じさせない穏やかな人。
旦那さんは面白くて、料理上手で、パソコンまでやってみえて、わたしがシンガーだとチラッと教えたら
すぐ検索して動画を見てくれたらしく「まねきねこ、聴いたよ♪」と可愛い招き猫の小さい置物をくださいました。
それは今でもずっと玄関に飾ってあります。
引っ越すために介護の仕事を辞めて、しばらく経った頃
他の用事でそのマンションの近くを通った時があって、なんか無性に懐かしくなり
小さなメモに走り書きで、老夫婦にご挨拶程度の事を書いてポストに入れたんです。
そのメモを大事に持っててくださったのは、なんと息子さんでした。
「父が亡くなったので知らせたいと思っていたところ、ツイッターでこのイベントを知りました。」とおっしゃいました。
お母様は施設に入られて、少し認知症だけどお元気とのこと。
まさか、こんなちっぽけな走り書きのメモが、こんな風に引きあわせてくれるなんて夢にも思ってなかったので、涙が出ました。
感激して、ハグをして、少し在りし日のお父様の話を懐かしく語り合い、握手をして別れましたが
「歌、よかったです。また、来れる時は来ます。」とおっしゃってました。
縁とは、なんて嬉しいものなんでしょうねぇ。
歌い続けて、２８年目の今年
様々なご縁の長き繋がりや、見えない繋がりや、それによる再会などを想い
続けていく事の尊さを感じています☆
