我が家の裏庭で、彼岸花が咲いた。
一昨年に地植えした球根から、昨年は1つ、今年は5つ咲いた。
植えて、ほったらかしなんだけど、彼岸花は知ってるんだ、自分の出る季節を。
この花が咲くと、わたしもまた動き出す。
そろそろ、今年のコンサートの準備にかかります。
今年は、時節柄、春のライブは流れました。
でも、夏のライブは、浮き世で言われてる感染予防対策をあれこれ実施して、無事に開催することができました。
この写真は、その時ので、会いに来てくれた友達がスマホで写してくれました。
ステージ側と客席側との間に1m×3mの透明シートが張ってあるので、わたしの姿は、大きな水槽の中の魚みたいだったと思います。
写真のとおり、ぼんやりとしていて「今日は、古代あやこが美しく見えませんかぁ?」と言って、お客様方に笑ってもらいました。
え?夏のライブのご報告が、遅いって?
あはは、もう10月になりますもんね。
開催後は、いつも、来てくださったお客様方とスタッフには、それぞれ電話、メール、フェイスブック、メッセンジャー、郵便等でお礼を伝えています。
今回は、2週間後に安否確認までさせていただきました。
そこでホッとして、落ち着いてしまって、時がどんどん(笑)
夏のライブを開催した7月12日は、とてもいい天気に恵まれ、風が強く、暑くない日でした。
会場は、窓に囲まれたスペースなので、開演までは窓がずっと開いていて、気持ちの良い風が入り、なんとも爽やかでした。
お客様は、時節柄の制限など事情があって、少数ではありましたが、とても久しぶりに会いに来てくれた友もあり、嬉しかったです。
開演前、入場されるお客様おひとりおひとりを見る度、嬉しくなって思わず駆け寄り「あっ、いけない!」と1m手前で足にブレーキをかけて踏みとどまるのが、寂しかった。
わたしも開演まではマスクをしていましたけどね。
本番中は、透明シートで仕切ってある上、2m離れていて、皆様マスク姿なので、表情が掴みにくくて少々戸惑いました。
でも、後から反応がわかりました。
嬉しい感想を、幾つか聞かせていただくことができました。
一番後ろの席に居た友が、ポロポロ泣き出して「来てよかった~!」と言ってくれました。
あぁ…ライブをやってよかった…
そう、心底、思わせてもらえました。
本当に、ありがとう…
ありがとうございました。
制限のある生ライブでも、実際に相手が同じ空間で同じ空気を吸ってて、何より、生きてる本物の本人が確かにそこに居るというのは、どんな映像にも勝る感動と幸せを感じるものだと、わたしは、この夏のライブをやってみて実感しました。
それから、このような世の中になってもライブをやらせていただけるのは、まわりでサポートしてくださる方々あってのことです。
演奏サポートの我が師匠、スタジオスタッフの方々、いつもにも増して、本当に本当にありがとうございました。
古代あやこコンサート2020は、11月29日(日)に開演します。
「来てよかった」と言っていただけるコンサートに、なりますように祈りながら。
よろしくお願い申し上げます🙇
昨年のコンサートの動画を貼りますね。