古代 あやこ☆ブログ

シンガー・ソングライター

『古代節の家元』といふ音楽ジャンル

『古代節』なんて言葉、自分で考えたわけじゃない。

だから、口にしたこともない。

なのに、コンサート&ライブに来てくださってるお客さんの中で

この言葉を使われる方々が、チラホラいらっしゃる。

それも別々のお客さんが、それぞれ自発的に。

アンケート用紙などに「古代節、聴かせていただきました」なんて

書いてあったりする。

おもしろい現象だぁ。

うちの師匠も

いつの間にか『古代節』という言葉を使うようになった。



初めて会った人に「どんな歌を歌うの?」ときかれた時

「自分で作った曲をギター弾いて歌っています」と答えると

フォークソングだね」と言われる。

「まぁ…フォークソングに近いですねぇ」とわたしは答える。

が…いつも、なぜかスッキリしてなかった。

フォークソングの世界とは、なんか、ちょっと違うなぁって思えていて。



小さい頃によく聴いたのは、歌謡曲

中学生の頃は、宝塚歌劇に夢中

高校生の頃は、アニメに夢中

役者やってた頃は、中島みゆきさんにドップリ

そこからは、いろいろ聴いた。

師匠とこのレッスンで歌うのは

これまた、演歌をはじめ様々なジャンルの曲。

そうだ、フォークソングも師匠に教えてもらった曲が多い。

だから本物聴いたことな〜い、なんてのもザラ。

音楽はフォルクローレというジャンルが好きです。

民族楽器の自然な音が好き。

ヴァイオリンの音色も大好き。



そうやって、いろいろ聴いて、自分の中に取り込まれたものが混ざり合って

ある時、自作の曲が、突如ポワンッと出てくる感じ、かな。

だから、もちろんフォルクローレもあれば、演歌もある(笑)



先日、師匠のところで

「わたしのジャンルって、どう言えばいいのかなぁ」と

訊いてみたところ

「古代節の家元」と言われた。

家元〜(笑)

なんか、気に入ってしまいました。

あるラジオ放送局にゲスト出演させていただいた時に「ジャンルは?」と訊かれ

「古代あやこの歌、というジャンルです」と答えたら

「それ、いいですね!」と言われたことがあるんだけど

これからは

これです!

『古代節の家元』

よろしく♪